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ワークマンでさえも在庫効率は低下/3月期決算アパレルの収益力はコロナ前7掛け

フルカイテン株式会社は、新型コロナウイルス感染拡大の時期と重なった2020年4月~2021年3月の1年間における大手上場アパレル企業7社の決算を調べ、在庫と粗利益(粗利)の観点から各社がいかに在庫を効率よく粗利に換えることができているかを考察するレポートを作成しました。

要点は次のとおりです。

  • より少ない在庫でより多くの粗利を稼ぐ力を示す指標GMROIは、全7社がコロナ前(2019年4月~20年3月)を下回った
  • 1年間の仕入れ(発注)額は5社が前年から減少。21年3月末の在庫高は、4社が前年同期と比較して11.6%~29.6%削減している
  • 売上増加が利益最大化につながらない今後は、必要最低限の在庫で粗利とキャッシュフローを最大化させるビジネスモデルへの変革が必須となる

なお、当レポートは2月期・5月期・8月期決算の16社の20年3月~21年2月の1年間における決算をまとめた別のレポート「大手アパレルの収益力回復は三極化、コロナ第3波で再降下も」(本年4月21日公表)の続編となります。

レポートは下記からダウンロード可能です。

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代表取締役・瀬川が語る
アパレル業界の
縮小する国内市場で
勝ち抜く粗利経営