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大手アパレルの収益力回復は三極化、コロナ第3波で再降下も/2021年2月期決算まとめ

フルカイテン株式会社は、新型コロナウイルス感染拡大の時期とちょうど重なった2020年3月~2021年2月の1年間における大手上場アパレル企業16社の決算を調べ、在庫と粗利益(粗利)の観点から各社がいかに在庫を効率よく粗利に換えることができているかを考察するレポートを作成しました。

要点は次のとおりです。

  • より少ない在庫でより多くの粗利を稼ぐ力を示す指標GMROIは、16社中3社がコロナ前(2019年3月~20年2月)を上回った
  • 一方で、コロナ第3波に見舞われた20年12月以降、4社でGMROIが悪化した
  • 1年間の仕入れ(発注)額は14社が前年から減少。21年2月末の在庫高は、前年と同水準の企業と、前年と比べ10~20%程度減少した企業とに大別された
  • 需要消失が“ニューノーマル”となる今後、小売企業は必要最低限の在庫で粗利とキャッシュフローを最大化させるビジネスモデル変革が必須となる

レポートは下記からダウンロード可能です。

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代表取締役・瀬川が語る
アパレル業界の
縮小する国内市場で
勝ち抜く粗利経営