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ムラスポが実践する粗利重視の店舗運営とは|フルカイテンの中の人がみた!

フルカイテン広報の斉藤です。2023年2月13日に、弊社カスタマーサクセス(以下CS)の矢田・永田と共に、株式会社ムラサキスポーツ様の川崎ルフロン店にお邪魔する機会を頂きました。

実際に店舗に訪問し「すごい!」と感じる発見が沢山あったので、レポート形式でお届けします。

ムラサキスポーツ川崎ルフロン店

なぜ訪問したのか?

ムラサキスポーツ様は、不要な値引きの抑制と売上・粗利益を最大化させる在庫移動を実現を目的にFULL KAITENを導入頂いております。

ムラサキスポーツ様導入リリースはこちら

ムラサキスポーツ様に限らず、FULL KAITEN導入後は弊社CSがご支援をさせて頂いておりますが、同社担当CSの矢田と永田は支援にあたり以下の事を考えていました。

・座学だけではなく「店舗」を見たうえでFULL KAITENを使った施策をご提案したい
・お客様が普段どのような数字を見ているのか知りたい
・店舗と本部の具体的な業務内容を知りたい
・やっぱりお客様と対面でお話ししたい!!

普段はZOOMでの定例ミーティングですが、今回は矢田が「店舗に伺って勉強させてください!」とお客様に打診したところ「ぜひ!!」と即答してくださり、今回の店舗訪問が実現しました。

全社員が「粗利」を念頭に置いて商売をしている

川崎ルフロン店に到着しバックルームに入った瞬間、「粗利率」を重視することが書いた張り紙が目に飛び込んできました!

この張り紙は、「今の顧問と社長からは、粗利率を稼ぐことの大切さを口酸っぱく言われ続けてきました。この計画書は全店舗に貼っています。」と、いつも定例ミーティングに参加頂いている営業統括本部_関西エリアマネージャーの髙木様が教えてくださいました。

その後、髙木様や各エリアマネージャー、店長などが日々見ている数字についても教えて頂いたのですが、特に驚いたのは、店長やお店のスタッフが普段見ている数値にPL(会社の財務状況を把握する数値)が含まれているということです!

更に数値を見るだけではなく、各店長が自店の月別と年間の経営計画を考え作成しているそうです。

近年、売上ではなく粗利を追う企業が非常に多くなりました。コロナを経て消費者の価値観が多様化し、これらに対応していくためには粗利を稼いで、商品や店舗・人に投資をしていく必要があるためです。

しかし矢田をはじめ永田、斉藤も小売経験者ですが、ここまで全社的に情報開示しているケースは非常に稀です。会社の財務状況を全員が把握して、自分の仕事に落とし込むのは凄いと思いました。

粗利が重要な理由についてまとめた資料はこちら>

店舗の強みを活かす「自主運営主義」

川崎ルフロン店を視察する面々
手前から営業統括本部_関西エリアマネージャーの髙木様、弊社カスタマーサクセスの矢田と永田

待ちに待った店頭視察です!バックルームで髙木様が「弊社は比較的、店長の裁量が大きい方だと思います。」と仰っていましたが、店頭に移動して更に納得しました。

ムラサキスポーツ様ではスタッフ一人一人の創意工夫を最大限に活かす「自主運営主義」を基本としており、 各店舗の個性を重要視されているため、各店長が自店の1年分の売場計画を考えるそうです!

筆者の前職では売場計画を考える専門部署があり、シーズン毎に陳列図が配信され、社員やパート、アルバイトが総出で売り場づくりをしていました。

日々忙しい店長が売場計画まで考えるのは大変だと思いますが、自分で考えた計画で売上や粗利が上がるのはやりがいに繋がると感じました。

参考:株式会社ムラサキスポーツ会社概要

FULL KAITENへの率直な感想

店舗へ訪問した後は、本社にてオフラインの定例ミーティングです。

議題はFULL KAITENの機能アップデート等でしたが、沢山の質問や相談・ご要望を頂き、メモを取るのが間に合わない程、活発に議論が行われました。

他にもFULL KAITENの機能である「施策管理機能(※)」を活用する上で、どのようなルールや運用が必要か具体的な内容を議論したり、FULL KAITENについての率直な感想も頂くことができました。

・FULL KAITENを見れば全員が同じデータや分析画面を見ることができるので、認識を共通化して会話できる
・在庫の生産性と客単価が向上する点は会社として求めていることであり、FULL KAITEN導入時、最初に魅力を感じたポイント
・社内で定点観測している数値をFULL KAITEN上でも一覧できると助かる

その他、沢山のご意見を頂きましたので今後の開発に活かしてまいります。

※施策の評価および検証作業を簡単に実施することが可能な機能
 詳しくはこちら>

まとめ

  • 全社員が「粗利」を念頭に置いて働いている
  • 店舗の強みを活かす「自主運営主義」を基本としており、各店長が日々PLを見ながら自店の1年分の売場計画を考えている

編集後記

今回の訪問でより一層、ムラサキスポーツ様のファンになりました。お忙しい中、弊社のお願いに対して即座に快諾頂く姿勢は社風を体現していらっしゃると感じました。

FULL KAITENがお客様の日々の業務に根付き、売上や粗利を向上させられるよう弊社一丸となってお客様の成果に最大限貢献してまいります。

打ち合わせが終わり、髙木様が本社入り口までお見送りして下さった際、「実は2023年の6月で弊社は50周年を迎えます。なので周年を記念して、弊社の歩みをまとめたパネルを展示しています。」と教えて頂いたため、パネルの前で撮影をして今回の訪問を終えました。

50周年を記念したパネルの前で撮影。左:矢田、中央:髙木様、右:永田

ムラサキスポーツの皆さま、今回は貴重な機会を頂き誠にありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

※本記事は2023年2月13日時点の情報を基に作成いたしました

株式会社ムラサキスポーツHP
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