眼鏡専門店チェーン「メガネの愛眼」を展開する愛眼株式会社、在庫を利益に変えるクラウド『FULL KAITEN〈店間移動〉』を導入
滞留在庫を削減し、売上粗利の向上へ
今ある在庫で売上・粗利・キャッシュフローの最大化を支援する在庫分析クラウド『FULL KAITEN』を展開するフルカイテン株式会社(本社・大阪市福島区、代表取締役CEO瀬川直寛)は、メガネ・補聴器を販売する「メガネの愛眼」「Aigan」(https://www.aigan.co.jp/ )を運営する愛眼株式会社(本社:大阪市天王寺区、代表取締役社長:佐々 昌俊)がFULL KAITENを新たに導入し、システムが稼働したことをお知らせします。愛眼様は、滞留在庫の解消を通じて売上粗利の向上を図る具体的な手段としてFULL KAITENが有用だと判断し、導入を決定しました。
抱えていた課題
愛眼様は1941年に創業され、「お客様の暮らしを、より快適に、より豊かにする企業となることを目指し、安心の技術、納得の商品、気持ちに寄り添うサービスを提供します。」という経営方針のもと、社会的使命としてメガネ・サングラス・コンタクトレンズなどを通じて「快適な視生活の提供」を行っていらっしゃいます。
事業を年々成長させる中で、次のような課題を抱えていました。
- 倉庫からのフォロー出荷が主流のため店舗ごとの在庫平準化ができておらず、滞留在庫が発生している
- 本部で店間移動指示書を作成するのは業務負荷が高い
そうした中、売れる商品を売れる店舗に適量配置するFULL KAITEN〈店間移動〉を活用することで、次のような観点から課題を解決できると判断しました。
- 全SKU×全店舗の販売予測と立地や月商などの移動ロジックをかけ合わせ、売れる商品を売れる店舗に必要な量だけ移動できるよう自動計算できる
- 売上/粗利向上、在庫消化などの目的に応じた移動指示書をクリックのみで作成可能。業務負荷を大幅に削減
- 施策実行後の効果検証によって、利益創出ができたことを実感しやすくなる
そして、実店舗228店舗において導入することを決めました。特に導入の決め手となったのは「店間移動」の機能です。※2024年12月13日(金)現在
愛眼様でのFULL KAITEN〈店間移動〉活用方法
眼鏡は買い替え頻度が限られるため、他業種よりも在庫回転率が低い傾向があり、滞留在庫が発生しやすいといえます。
愛眼様は、本サービスを活用することで今まで積極的に着手できていなかった店間移動を実施することで滞留在庫の解消を目指しました。
PB品の店間移動でどれだけ創出販売を生み出せるかをテーマとし、一部の営業部(約50店舗)を対象に移動しました。
以下のような設定や移動制御を用いて最適な移動ロジックを構築しました。
- 設定
- 店間移動を実施するエリア
- 出荷元と出荷先の店舗
- 例
- 出荷元:京滋地区/大阪南地区などに属する〇店舗
- 出荷先:泉北地区/大阪中央地区などに属する〇店舗
- 例
- 移動制御
- ○○エリアの各店舗で〇日間で余剰(売れ残る)と予測された商品と、△△エリアの各店舗で〇日間で不足(売れて在庫が無くなる)と予測された商品が一致した場合、店間移動を実施
結果、業務負荷を低減しながら、目標とする在庫の稼働率に近づけることができました。以下はお客様から寄せられた声です。
愛眼株式会社 岸様よりコメント
目的としては、在庫の最適化をはかり、回転率を上げる事に有ります。
在庫の店間移動が、ほぼ実施できていない為、欲しい時に在庫が足りず売上機会損失が発生しています。店舗の需要と在庫状況を可視化でき、不足している店舗と余っている店舗をマッチングする仕組のツールが必要と感じ導入しました。
業務負担を軽減しながら店舗にとって必要な商品を必要な数量移動させることが可能なため、必要な商品の店舗間移動と並行して、事前に販売予測した期間内の必要在庫を事前に送り、販売のチャンスロスと店舗の注文作業を軽減できました。
愛眼様支援担当 山﨑よりコメント
眼鏡という商材は衝動買いをするものではないので、展示しておけばいつかは売れる。
同じ業界の大半の方はこのような考えをお持ちかと思います。愛眼様はそのような常識を打ち破るべくFULL KAITENを導入していただきました。店間移動を定期的に実施することで、滞留品は利益に変える事ができます。今後も愛眼様が掲げる目標を実現できるよう、全力でご支援をさせていただきます。
FULL KAITEN〈店間移動〉の詳細はこちらからご覧ください。
https://full-kaiten.com/distribution
【会社概要】
社名:愛眼株式会社
URL:https://www.aigan.co.jp/
本社:大阪市天王寺区大道四丁目9番12号
設立:1961年
代表:代表取締役社長 佐々昌俊
事業内容:眼鏡・補聴器・サングラス・その他関連商品を取り扱う眼鏡専門店チェーンを展開