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コロナ禍一巡後の2021年4~6月期、アパレルは在庫抑制が定着し始める/主要企業決算まとめ

フルカイテン株式会社は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が日本で始まってから2年目に入った2021年4~6月期における大手上場アパレル企業7社の決算を調べ、各社が少ない在庫でいかに多くの粗利益を上げる力を回復させているかを考察するレポートを作成しました。

要点は次のとおりです。

  • 全7社の売上高が前年を上回り、前年も営業黒字だった1社は増益に。前年に営業赤字だった6社のうち1社は黒字転換し、4社は赤字幅が縮小した
  • 少ない在庫で多くの粗利益を稼ぐ力の指標であるGMROIは、全社が前年から改善。特にスーツ量販2社は2倍超となった
  • 6月末の在庫高は6社で前年より減少。期中仕入れ(発注)額は増減が分かれた
  • 粗利益を増やすには仕入れ原価の低減よりも値引き販売を抑制する方が効果的。限られた量の在庫で売上・粗利益・キャッシュフローを最大化する取り組みが必要

レポートは下記からダウンロード可能です。

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代表取締役・瀬川が語る
アパレル業界の
縮小する国内市場で
勝ち抜く粗利経営