フルカイテン株式会社、IPOを見据え社外取締役にジャフコ グループ株式会社・西日本支社長 高原氏が就任
既存在庫での売上・粗利・キャッシュフローの最大化を支援する在庫分析クラウド『FULL KAITEN』を展開するフルカイテン株式会社(本社・大阪市福島区、代表取締役・瀬川直寛)は、2023年11月1日付で取締役会設置会社へ移行しました。それに伴い、弊社のリードインベスターであるジャフコ グループ株式会社・西日本支社長の高原瑞紀氏が2023年11月1日付で社外取締役に就任したことをお知らせします。
就任の背景
弊社は世界の大量廃棄問題の解決をミッションに掲げ、必要なものが必要な数だけ流通する社会を実現するため、FULL KAITENを提供しています。中小から大手のアパレル小売、雑貨小売、スポーツ小売など累計約200ブランドがFULL KAITENを導入しています。
まもなく1兆円を超える顧客の実売データとAIを中心とした弊社のテクノロジーで、大量生産・大量廃棄社会を適量生産・適量消費社会に変革するべく、事業拡大を加速させます。
そしてこの度、2026年に見据えるIPOの準備を本格化させるにあたり、ジャフコ グループ株式会社でのスタートアップ投資や成長支援の経験も豊富な高原瑞紀氏を社外取締役として迎えることになりました。
高原氏のコメントとともに、弊社代表取締役CEO・瀬川のコメントをお伝えします。
高原瑞紀氏 就任に際してのコメント
ご出資をしてから約2年間、社長である瀬川さんを筆頭とする経営陣とたくさんの時間を過ごさせて頂きました。次々と現れる経営課題に対して、常に真正面から、ときに「やりすぎちゃうか」と心配するほど「ド」真面目に向き合って解決する経営陣の力強さを近くで感じてきました。
フルカイテンのSlackにも入れて頂き、また、オフラインの交流にも参加させて頂き、職種を問わずメンバー一人ひとりが持つ、高いプロフェッショナリティと、「もっと在庫を回したるんや!」という高い熱量が、フルカイテンの高成長を支えていると心底分かりました。
今回取締役会設置会社に移行するにあたり、自然と「取締役の立場からもっと会社を回したいんや!」という気持ちになり、今回就任させて頂きました。
「世界の大量廃棄問題の解決」というミッション実現に向けた旅路はまだ途上です。これからも数多のチャレンジが待ち受けていると思います。自分が持つもの全てを出して、貢献して参ります。
【高原瑞紀 プロフィール】
同志社大学法学部卒業後、2010年株式会社ジャフコ(現ジャフコ グループ株式会社)入社。中部支社(当時)を経て、2018年3月に関西支社長就任。その後2021年9月より西日本支社長(現任)、2022年6月よりパートナー。
入社後一貫して東京以外のスタートアップ投資・成長支援に従事。IPO・M&AでのEXITの実績を持つ他、ファンドレイズ業務の経験も有する。
一般社団法人日本スタートアップ支援協会、大阪市スタートアップ企業支援プログラムなど、各地の起業家を支援する活動を幅広く行っている。
フルカイテン株式会社 代表取締役CEO 瀬川直寛より
高原さんには2021年に出資頂いてから2年が経過しました。
この2年間、毎週月曜日のボードミーティングに必ず参加頂き喜怒哀楽を共にしてまいりました。
またフルカイテンのSlackアカウントも持って頂き、社員と同じ温度感でフルカイテンの”今”を全て知って頂きながら過ごした2年でもありました。
経営者としての瀬川以外に、人間瀬川についても様々な側面を知っていただくことができたおかげで、互いの信頼関係は出資頂いた時より当社比10倍ぐらいになっていますし、この2年間の実態は言ってしまえば取締役として高原さんが稼働していたこととほとんど変わらないことでもありますので、フルカイテンが取締役会設置会社になるこのタイミングで高原さんに社外取締役に就任いただくことになりました。
VCのパートナーとしての顔、フルカイテンの社外取締役としての顔は、時に利害がぶつかることもあるはずですが、高原さんならフルカイテンの企業価値最大化のため力を尽くしていただける安心感があります。
これからも力をお借りしながら経営に邁進していく所存です。
【瀬川直寛 プロフィール】
慶應義塾大学理工学部を卒業後、外資系IT企業等を経てベビー服等のECを起業。在庫問題が原因で直面した3度の倒産危機を乗り越える過程で外的要因や予測不能な変化に強い小売経営モデルを創出。それを『FULL KAITEN』として2017年にクラウド事業化。現在はEC事業を売却しFULL KAITENに経営資源を集中している。
在庫分析クラウド『FULL KAITEN』概要
FULL KAITENは、在庫効率を向上させるための在庫分析機能をクラウドサービスとして提供しています。これまで提供してきた「プロパー消化率を向上させる、不要な値引きを抑制する、売れる商品を売れる場所に移動する」などの機能は、どれも在庫効率を向上させ売上・粗利・キャッシュフローを増加させるのに有効です(下図)。
FULL KAITENを導入する企業が増えれば増えるほど、無駄な在庫が減り粗利が増え、必要な商品が必要な量だけ流通する経済に近づきます。
今後もさらに多くの企業にFULL KAITENを導入していただくことで、世界の大量廃棄問題は解決に向かい、私たちの世代は子供たち・孫たちの世代により良い地球を残すことができるはずです。弊社はテクノロジーの力で社会を変革し続けます。
【会社概要】
社名: フルカイテン株式会社
URL: https://full-kaiten.com
本社: 大阪市福島区福島1-4-4 セントラル70 2階
設立: 2012年5月7日
代表者: 代表取締役CEO 瀬川直寛
【本件の問い合わせ先】
フルカイテン株式会社
戦略広報チーム 斉藤
電話: 06-6131-9388
Eメール: info@full-kaiten.com