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手芸用品の藤久、在庫を利益に変えるクラウド『FULL KAITEN』を導入

手芸用品や服飾品、生活雑貨等の販売を手がける藤久株式会社(本社・名古屋市名東区、代表取締役社長・筒井和宏)がFULL KAITENを新たに導入し、システムが稼働したことをお知らせします。藤久様は、倉庫在庫の欠品を防ぐとともに残在庫リスクを低減させるに当たり、追加発注における業務負荷の大きさと属人性の高さを解消するための具体的な手段としてFULL KAITENが有用だと判断し、導入を決定しました。

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追加発注の業務負荷と属人性の課題を解決

藤久様は1961年に設立され、生地・手芸用品・ソーイング用品・編み物用毛糸・衣料品および服飾品を扱う専門店を全国でチェーン展開しています。「クラフトハートトーカイ」「サントレーム」など全国約360店舗に加え、公式オンラインショップ「クラフトハートトーカイドットコム」のほか複数のECサイトも運営しています。

藤久様は事業を年々成長させる中で、次のような課題を抱えていました。

  • 倉庫在庫の欠品による機会損失が多い
  • 見込みが甘かった商品の残在庫が多い
  • 業務負荷が高く、かつ属人化している

そうした中、在庫分析のDX化を通して残在庫の減少と欠品による機会損失の抑制を支援するFULL KAITENを活用することで、次のような観点から課題を解決できると判断しました。

  • 消化スピードの予測値を基に、再発注すべきSKUとその数量を自動的に計算
  • 季節変動・発注残・納品リードタイムを考慮した計算により「発注点」の精度を向上

そして、複数のECサイトにおいて導入することを決めました。運用実績が良く費用対効果が出た場合、段階的に実店舗でも活用していく方針です。

また、FULL KAITENの数ある機能の中で「クオリティ分析」「単価分析」などの機能が、不要な値引きの抑制や客単価の向上を通じて粗利益を増やすことに役立つと判断したことも、導入の決め手となりました。

クオリティ分析機能

売上や粗利益の増加を目的として、プロパー販売が可能な商品、値引きを抑制できる商品、セールすべき商品をリストアップできます。
これは、全ての在庫を対象に在庫リスク(完売予測日)と売上・利益に対する貢献度の2軸で評価し、可視化できるためです(下図参照)。

中でも「Better」に分類された在庫は隠れた売れ筋商品であるため、値引きをしなくても、あるいは薄いオフ率でも販売することが可能です。これらを中心に販促を強化することで今ある在庫から売上や粗利を増加させることができます(下図は一例)。

単価分析機能

売上や粗利益の増加を目的として、客単価向上に貢献する商品をリストアップできます。これは、客単価帯ごとの売上分布(どれだけの購入者数でどれだけの売上を生み出しているかを客単価帯ごとに並べたもの)を自動表示することで、少ない購入者数で多くの売上を生み出す客単価帯が一目で分かるからです(下図参照)。

この機能により、どの商品とどの商品を組合せれば客単価をアップさせられるかが容易に分かるので、その組み合わせに基づいてVMD変更や販促企画を立案することで簡単に売上や粗利益の増加を実現できます。

そしてこの度、藤久様とFULL KAITENバージョン3.0との間のデータ整備および連携が完了し、システムが稼働しました。

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【会社概要】
社名:  藤久株式会社
URL: https://www.fujikyu-corp.co.jp/
本社: 名古屋市名東区高社1丁目210番地
設立: 1961年(昭和36年)3月
代表者: 代表取締役社長 筒井和宏
事業内容: 毛糸、手芸用品、生地、和洋裁服飾品、衣料品及び生活雑貨等の販売事業


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