タオル美術館、在庫分析クラウド『FULL KAITEN』を新規導入
高品質なタオル製品の製造から卸売、小売までを一気通貫で手がけるタオル美術館グループの中核企業である株式会社タオル美術館(本社・東京都港区、代表取締役・越智康行)がFULL KAITENを新たに導入し、システムが稼働したことをお知らせします。
タオル美術館様は業容拡大に伴って在庫の分析や、在庫ロスを抑制するための製販体制に改善の余地を抱えていました。今回、FULL KAITENを導入することで全商品の売れ筋分析と在庫データをリンクさせることができ、欠品の回避や不要な値引きの抑制などが可能になります。その結果、いま手もとにある在庫の最適な活用によって売上・粗利・キャッシュフローの最大化につながります。
在庫分析の業務負荷を軽減しウィズコロナでも事業成長へ
タオル美術館様は1939年(昭和14年)7月に設立し、タオル製品やマスクの卸売と小売を手がけています。小売事業は百貨店やショッピングモールの実店舗に加え、新型コロナウイルス禍による「家ナカ需要」を背景にEC売上を大きく伸ばしています。
また、タオル美術館グループは、メーカーの一広株式会社を中心に、グループとしてタオルの製造から卸売、小売まで一貫体制を整えています。
タオル美術館様では売上規模の拡大に伴い、在庫の分析業務や、先の需要を見通して発注する体制、発注量が見込みから外れた商品在庫を値引きせずに消化する施策立案に課題を抱えていました。
そこで、FULL KAITEN導入によってこうした課題を解決できる可能性を感じ、検討を始めました。
そして他の導入企業で実際に下記の成果が出ていることを知り、導入を決定しました。
- データ分析に要する時間が3分の1に
- 3~4人がかりだった発注業務が1人で完了
- 在庫が半減したのに売上高は維持
- 売上高昨対比25%アップ
- 客単価昨対比8%アップ
- バランスシートの現金2.13倍
このほど、タオル美術館様とFULL KAITENバージョン3.0との間のデータ整備および連携が完了し、システムが稼働しましたことをお知らせします。