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【フルカイテン セミナーレポート】Q&Aから見えた過剰在庫をめぐる悩みの数々

弊社フルカイテンは2020年5月28日、初めて主催するオンラインセミナー「小売業界の『コロナ禍回避のヒント』は手持ち在庫の中にある」を開催しました。新型コロナウイルス感染拡大の影響が甚大で、さらには個人消費が激減する「2030年問題」を見据えて小売企業がとるべき具体策を、代表取締役CEOの瀬川直寛が語りました。セミナーは2回(同内容)に分けて行われ、計163名の方にご視聴いただきました。

セミナーの内容は弊社サイトの開催報告記事にまとめてあります。本稿では、左記記事で取り上げ切れなかった瀬川と参加者の皆さんによる質疑応答をご紹介します。

予測は短いスパンで/不良在庫にも宝の山

本セミナーのポイントは以下3つでした。

  • キーワード   コロナ危機と「2030年問題」
  • 伝えたいこと  小売業界は在庫過多を解決する力をつけるべき
  • 解決への考え方 在庫実行管理(IEM)という新概念

※在庫実行管理(IEM)の詳細はこちら

Q (トレンドの)変化の激しいアパレル業界でもIEMは有効なのか
A 例えば、AIなどで長い期間にわたる予測を抜群の精度で出さないといけない、という場合はIEMの適用は難しいです。AIはそういう変化(長い期間にわたる需要の変化)には弱いためです。しかしIEMは予測自体をものすごく短いスパンで繰り返すんです。これは変化に強い。短いスパンなら移動平均や平均値を予測とみなしてもいいです。どういう予測でも、短いスパンなら実際の需要の動きに追い着いていけますから

 ですから、アパレルのような季節性がある業界でも、使えないということは全くありません。在庫ビジネスの問題の根っこは同じです。

Q 売れない商品=死に筋商品を見切る目安、判断基準はあるか
A ひと口に「死に筋」といっても、色々ですよね。自分の経験から言うと、売上データを見ていくと、実に様々でびっくりします。在庫が山のように倉庫に積まれていて、一向に減らないので「死に筋だ」と。逆に在庫は少ないが倉庫にずっと滞留している在庫もあります。でも、これらは意味が違うんです。一見死に筋でも、売れていないわけではないという商品が存在するからです。「売れていない」と分類する商品にも宝の山はあるんですね

 判断する際に予測を無理にする必要はなくて、直近何日間とか直近何週間とかルールを決めるだけでもいいので、過去のデータを見ていったん予測とするので良いです。そして売り切りたい日にちを設定し、それまでに売り切ることができそうなら「よく売れている」、半分も消化できなくて余剰在庫になりそうなら「全く売れていない」、その中間は「ファジーな在庫」とか分類してみましょう。手作業でやるのなら、それくらいざっくりした分け方でもいいと思います。

 ここで気を付けないといけないのは、「売れていない」と分類された商品の中にも、在庫量が多すぎるだけでコンスタントに売れている商品はあるということです。それらをしっかり販促して不要な値引きをせずにプロパーで売るということをしてほしいですね。

Q 流通小売業におけるDX(デジタル・トランスフォーメーション)について考えは
A DXと言ったとき、流通・小売では集客をどうしようとか、コンバージョンレートがどれくらいかだとか、Web接客とかそういう話が多いですよね。でも流通は商品というモノを扱っています。これが経営を善くもすれば悪くもする存在です。

 でも、商品そのものに対するDXの考え方やツールがあまりに少ないという現状に危機感を感じています。これは弊社の力不足でもあるのですが。モノ = 在庫。在庫に対するDXのソリューションがもっと出てこないといけないですし、在庫そのものに対するDXという観点を持たないと、対症療法ばかりになって問題の本質から離れていってしまうと思います。

また、セミナーの録画映像はYouTubeで公開していますので、お時間のある方は是非ご覧ください。

FULL KAITENには他にも「今ある在庫」で売上を増やし、結果として在庫を減らすための機能を実装しており、導入効果を知りたい方はデモをご覧いただくことが可能です。
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(広報 南昇平)


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