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『FULL KAITEN』の月間流通総額が500億円突破

在庫を効率よく利益に変えるクラウドシステム『FULL KAITEN』を利用するアパレル・生活雑貨・スポーツなどのブランドの月間売上高の合計(月間流通総額)が、本年9月に初めて500億円を突破しました。2021年6月にリリースしたFULL KAITENバージョン3.0は大手アパレル企業やスポーツメーカーなど企業規模を問わず導入が進んでおり、今後も流通総額は増加していく見込みです。

在庫を利益に変え、売上・利益を増やすFULL KAITEN

FULL KAITENは小売企業等の在庫を効率よく利益に変えるための各種機能を提供しているクラウドシステムです。利用企業はFULL KAITENを活用することで、ECと店舗、倉庫にある全ての在庫の商品力を可視化できます。その結果、プロパー消化率の向上や客単価の向上、欠品による機会損失の抑制を通じて売上と粗利益、キャッシュフローを最大化できます。

現行のFULL KAITENバージョン3.0は2021年4月のシステムリリース以降、大手アパレルをはじめとして生活雑貨小売、靴小売、スポーツメーカーなどで順次導入が進んでいます。
こうしたFULL KAITEN利用ブランドの月間の売上高合計が本年9月に約502億円となり、初めて500億円の大台を超えました。なお、2021年4月~2022年9月の累計では約4500億円に上ります。

国内アパレル業界は、売上高(年商)が1千億円台以上の企業はごく一部であり、年商数十億円規模の企業が9割以上を占めます。これら大多数の企業は月商では数億から十数億円です。
このため、FULL KAITENの月間流通総額500億円というのは、FULL KAITENが大手から中小企業まで幅広く導入が進んだ結果です。

様々な企業の全ての販売チャネルのデータを蓄積

また、流通総額の大きさやデータの多さという観点では大手ECプラットフォーム(ECモール)が勝っていますが、これらプラットフォームの場合、そのプラットフォームにおける売上のデータしか蓄積されません。このため、市場全体を表すことが困難です。

これに対し、FULL KAITENには導入企業の全ての販売チャネルのデータが集まっており、市場全体の売上動向が反映されているという意味で価値があります。
FULL KAITENには、こうした数多くのブランドの売上データだけでなく在庫データや商品マスタなど多種多様な小売企業のデータが企業横断的に蓄積されています。FULL KAITEN導入企業が増えれば増えるほど蓄積されるデータは多くなることから、弊社は小売業界全体の在庫過多を解決するための需要予測や最適な在庫運用を各企業へ提案することができるようになります。

さらに弊社はサプライチェーンを川下(小売)から川中(卸、商社、メーカー)へ遡って在庫過多の問題を解決する構想を具体化させるため、川下と川中に散在する販売・生産・在庫に関するデータを集約する「スーパーサプライチェーン構想」の具体化に取り組む予定です。

スーパーサプライチェーン構想が具体化すると、川下(小売)及び川中(卸、商社、メーカー)双方から市場全体での在庫量の最適化を図ることができるため、サプライチェーンを通した調達量(生産量)を最適化するための予測ができるようになります。
その結果、必要な商品が必要な量だけ流通する社会になり、世界の大量廃棄問題は解決に向かいます。私たちの世代は子供たち・孫たちの世代により良い地球を残すことができるはずであり、弊社は引き続きデータの蓄積に努めていきます。

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