第7回 国際アパレルEXPO 秋 のセミナーで講演しました
FULL KAITENで「在庫適正化と経常増益の両立」訴え
東京・江東区の東京ビッグサイトで開催中の「ファッションワールド東京 第7回 国際アパレルEXPO 秋」において、弊社代表の瀬川直寛がセミナーで「著名ブランド導入~在庫適正化 と 経常利益増加 を両立する新技術」と題して講演しました。
会場は定員いっぱいの約90人が詰めかけました。
在庫適正化と売上・利益増加の両立を支援するSaaS『FULL KAITEN』の導入を決める企業は様々な業種で増えており、瀬川は「発注(仕入れ)業務を経験や勘、独自のルールに頼る現状に限界を感じているケースが多い」と、FULL KAITENが支持される背景を説明しました。
さらに、市場規模の縮小と供給過多によって大量の衣料品が売れ残り、それらの廃棄に対する社会的批判が高まっているほか、消費税増税など流通の現場は厳しい環境におかれています。
このため、需要予測や予測発注においてAIに対する期待が高まってきています。しかし、瀬川はAIの限界に触れ、「AIの予測精度は私たちが思う以上に低いことが分かってきた」と指摘。米ガードナーの2019年版「ハイプサイクル」では、AIは過度な期待のピークにあるとされていることから、瀬川は「これから、AIは幻滅期に入る」と警鐘を鳴らしました。
よく売れる商品ばかり販促していてはダメ
にもかかわらず、大手ブランドをはじめとした多くの企業が、AIを実装したFULL KAITENの導入を決めています。その要因は「AIが予測を外すこともある」という前提でFULL KAITENが設計されている点であり、瀬川は「今ある在庫で売上を伸ばしたり、在庫を増やさないようにしたりということが可能だ」と強調しました。
具体的には、全ての在庫は、FULL KAITENが「売り切ることができる」と予測したフル回転在庫(適正在庫)と、「売れるけど売れ残る」と予測した過剰在庫、「売り切ることはほぼ不可能」と予測した不良在庫の3つに分類されるが、瀬川は「よく売れる適正在庫ばかり販促をしていてはダメだ。まだまだ売れる商品力がある過剰在庫にメスを入れないといけない」と強調しました。
FULL KAITENはアパレル・ファッション事業者だけでなく、在庫を持って最終製品を販売するほぼ全ての業種で導入が可能です。弊社はそうした事業者様の課題解決に貢献すべく、お問い合わせをお待ちしています。