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ティムコ、在庫を利益に変えるSaaS『FULL KAITEN』を導入

在庫配分の属人性を解消し、売上・粗利を向上

既存在庫での売上・粗利・キャッシュフローの最大化を支援する在庫分析クラウド『FULL KAITEN』を展開するフルカイテン株式会社(本社・大阪市福島区、代表取締役CEO瀬川直寛)は、フィッシング ・アウトドア関連用品の企画開発、輸出入、製造及び販売なども手がける株式会社ティムコ(本社・東京都墨田区、代表取締役社長・酒井 誠一)がFULL KAITENを新たに導入し、システムが稼働したことをお知らせします。ティムコ様は、在庫配分の属人性を解消し効果的な業務フローを構築することで、粗利益の改善と、実施した施策の適切な振り返りを両立させる具体的な手段としてFULL KAITENが有用だと判断し、導入を決定しました。

抱えていた課題

ティムコ様は1969年に設立され、国内のフライフィッシングのパイオニアとして、フィッシングスクールや商品の提供を通じて、その啓蒙と発展に努めていらっしゃいます。
竿から衣料品に至るまで、すべてのフライ用品を取り扱う唯一の企業でもあり、世界的に有名なオリジナル商品の開発も積極的に展開していらっしゃいます。

Foxfire事業を年々成長させる中で、次のような課題を抱えていました。

  • 限られたリソースの中で、配分すべき店舗と商品を戦略的に決めたい
  • 移動した在庫の効果検証を実施したい
  • 実施した施策を改善するPDCAサイクルを構築したい

そうした中、在庫配分をDX化し、在庫を効率よく利益に変えることを支援するFULL KAITENを活用することで、次のような観点から課題を解決できると判断しました。

  • 課題解決のために見るべき指標が決まっているので、誰もが同じ数字を見て課題を解決できる
  • 過去の全店舗✖︎全SKUの売上データから全店舗✖︎SKUの販売予測値を算出し、時期ごとの移動目的と、立地や月商などの移動ロジックも加味した移動指示書を短時間で作成できる
  • 従来(FULL KAITENの活用なし)の在庫移動とFULL KAITENを活用した在庫移動の効果を比較可能で費用対効果が明確

そして、実店舗42店舗において導入することを決めました。
特に導入の決め手となったのは「在庫配分」の機能です。

FULL KAITEN〈在庫配分〉

売上や粗利益の増加を目的として倉庫から店舗、店舗から倉庫または店舗から店舗、ECへの集約などの最適な在庫移動数を自動算出します。これは、店舗ごとに在庫日数を設定し、AIが店舗ごとにSKU単位で在庫日数内に売れる量を予測するため可能になっています。
この機能を使うと店舗在庫の欠品による機会損失を抑制でき、店舗ごとに売上や粗利益を最大化させるのに必要な在庫をSKUごとに配分できるようになります。また、売れる店舗で売れるSKUを売ることになるので、プロパー消化率の向上にもつながります。

これにより、在庫配分の業務負荷が大きく低減されるとともに、移動後の効果検証も行うことができます。
効果検証から報告レポート作成、次週以降の対策立案までFULL KAITEN上で完結することから、一連の業務を属人性を排して高いレベルで実行できるようになります。

この度、ティムコ様とFULL KAITENバージョン3.0(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000025713.html)との間のデータ整備および連携が完了し、システムが稼働しました。

利用者の声

  • 在庫配分を閑散期に実施したにもかかわらず、FULL KAITEN導入前よりも多くの利益に繋げられた
  • 店舗の欲しいものではなく、各店で売れるものを投入できるようになった
  • 店舗からも「入荷した商品がすぐに販売に繋がった。」という声が挙がった

成果

  • 創出利益額:約3倍(※創出利益=移動によって発生した粗利額‐配送コストを除いたもの)
    • FULL KAITENを導入して1か月で従来の約3倍の創出利益を創出
  • 創出粗利額:約3倍
    • FULL KAITEN導入前と比較して、約3倍の創出利益を追加で創出
  • 作業時間:1/3
    • FULL KAITEN導入前と比較して、3倍以上の数の在庫移動を1/3の時間で実施できるようになった

ティムコ 佐藤様よりコメント

時間の有効活用、属人化の解消、そして何よりも全体最適化による売上アップが導入の理由でした。
これまでは初回発注分投入後のフォローは店舗任せという状況でしたから、導入直後から効果が現れ、望んでいた全体最適化への道筋を実感しました。売上上位品番はもちろん、これまで時間に追われて移動対象にできなかった中位から下位の品番にも動きが出たことでボトムアップに繋がったと思います。

導入前と比べて移動作業量が増え、当初は不満を漏らしていた店舗スタッフも、出すだけではなく入ってくることや入荷した商品がその日に売れるなど効果を実感してからは積極的に動いてくれるようになり、店間移動の重要性を理解してくれたと思います。

導入前はどちらかと言えば敗戦処理的に実施していた面倒な店間移動が、導入後は積極的な戦術に変わりつつあると感じています。将来的には、販促施策と連動した在庫移動でより大きな売上の山を作ることや商品発注の精度向上に繋がることを期待しています。

弊社カスタマーサクセス担当の清水よりコメント

カスタマーサクセスを担当させていただく清水です。
トライアル中は店間移動を通して最適な在庫を最適な店舗に配置することを実践し、成果も出していただき私も嬉しく思っております!今後、倉庫出荷の最適化や、移動タイミングも考慮した店間移動を行い、さらなる成果創出にむけてサポートさせていただきます!よろしくお願いいたします。


【会社概要】

社名: 株式会社ティムコ
URL:https://www.tiemco.co.jp/
本社: 東京都墨田区菊川3丁目1-11
設立: 1969年
代表者:代表取締役社長 酒井 誠一
事業内容:フィッシング ・アウトドア関連用品の企画開発、輸出入、製造及び販売


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