Loading…

小売業の社内に点在するあらゆる情報を可視化する『レポート機能』の提供を開始~手元で作成している膨大なデータを一元管理!時間を掛けずに誰でもデータを活用できる状態へ~

今ある在庫での売上・粗利・キャッシュフローの最大化を支援する在庫分析クラウド『FULL KAITEN』を展開するフルカイテン株式会社(本社・大阪市福島区、代表取締役・瀬川直寛)は、小売業で日々蓄積されるあらゆるデータをまとめて可視化する『レポート機能』の提供を開始しました。本機能により、FULL KAITEN上やお客様の社内に点在するあらゆるデータをグラフ等で可視化したり、一元管理をしたりすることが可能になります。

FULL KAITENは、現状把握ができる機能の戦略ボード、施策を実行するためのサービス(在庫分析、在庫配分、補充発注)、効果検証を行う施策管理機能があります。今回実装するレポート機能は、見たいデータを見たい形でFULL KAITEN上にレポートを作ることができ、分析結果を元に効果的な施策の実行を手助けします。小売業に従事する皆様が、個人の手元で作成したExcelなどのデータをFULL KAITENの画面上で可視化することで、時間を掛けずに誰でもデータを活用できる状態になります。

膨大なデータによる作業の大変さと属人性を解消

小売業では日々膨大なデータが蓄積され、数値分析の元となるデータ作成に各担当者が毎週何時間もかけているという声を良く聞きます。送られてくるデータを元に動く場合はデータ待ちの状態になり、アクションが後手を踏む負の連鎖が常態化するという課題も発生しています。

上記のようなデータはFULL KAITENの画面上で見られるものと、見られないものが存在します。そこで今回、ありとあらゆる在庫分析に必要な情報をFULL KAITENの画面上で分析できるレポート機能をリリースしました。

お客様からは以下のような声が寄せられていました。

  • 毎日、在庫分析に使うデータの作成に各担当者が毎週何時間もかけている。データが完成するまで現場は待ちの状態になり、施策が後手に回っている。負の連鎖を改善したい
  • 在庫データを加味し、以前よりもデータを活用した深い分析を実現したい
  • 部署毎に別の帳票を見て仕事をしているため、共通言語が異なり共通認識が構築できない

レポート機能はこういった課題を解決し、導入企業の業務負荷軽減や売上や粗利の最大化にも貢献できます。

レポート機能では、お客様が見たいデータを見たい形で表示することが可能です。

  • 手動作成されている帳票のデジタル化
  • 帳票作成の業務負荷の軽減と帳票が完成するまで待つしかない状況の改善
  • お客様が分析しているデータにFULL KAITEN独自のデータを掛け合わせることで、より売上、粗利につながる施策を実行

レポート機能の活用イメージ

①データの羅列では分析するのが大変
社内に実店舗やECの在庫に関するデータはあるものの、データの羅列から示唆を生み出すのは難易度が高い。

データが羅列されているイメージ

②小売事業者特有のデータ×FKの商品軸のデータを掛け合わせ分析を実施
売上、粗利、在庫、回転率、消化率などと、FULL KAITEN独自の指標である商品軸の売上貢献度、完売予測日などを掛け合わせることで、データに基づいた販促などが容易に。

グラフ等で可視化でき、データを解釈しやすい
データから得られる示唆をグラフ等で可視化でき、改善点を見つけやすくなる。

実際に表示されるグラフの一例(店舗名による合計of創出売上金額_商品単価ベース)
実際に表示されるグラフの一例(階層1名称による合計of創出売上金額_商品単価ベース)

レポート機能で出来ること

1.見たいデータを見たい形で表示可能
全SKU×見たいデータを自由度高く連携できます。分析画面の左側で分析条件を設定すると、様々な図表で結果を可視化できます。

レポート機能のデモ画面。画面の左側で分析条件を設定できる。※開発中につき画像はイメージ

2.帳票のデジタル化
全SKUを対象に、店舗ごとの計画比>客数or客単価>単品分析のようなドリルダウン的な分析が可能です。これにより、分析後のアクションの一つとしてアイテムの投入判断の意思決定につなげることができます。

在庫分析に使う帳票を自動で作成し、業務負荷軽減と社員全員が同じ画面で同じデータを見られるようになることで、業務効率化と在庫分析時の目線が揃います。

全SKUを対象に、店舗ごとの計画比>客数or客単価>単品分析のようなドリルダウン的な分析をする画面のイメージ

小売業にとって在庫分析が必須の理由

上場アパレル小売企業の2024年2月期(2023年度)決算は増収増益の企業が多く、商品の値上げやインバウンド消費も奏功していることが読み取れます。
しかし、どれだけの在庫でどれだけの粗利を作ったかを表す指標である『GMROI(商品投下資本粗利益率)』に着目すると、2024年2月期は、前年の2023年2月期と比較し16社中10社が悪化しています。

現在、日本の人口減少と高齢化は凄まじい勢いで進行しており、2025年には出生数が70万人を割るとも言われています。このように市場規模がシュリンクする時代に売上第一のスタンスを取ることは、どう考えても論理的に破綻しています。

そこで重要になるのが、今ある在庫を利益に変える力です。新商品や一部の売れ筋商品に頼り切るのではなく、筋の良い在庫分析により隠れた売れ筋商品を不必要な値引きをすることなく販売できるとしたら、ビジネスに大きな影響があるでしょう。

弊社には、効率よく在庫を利益に変え、商品、店舗、人に投資をしながら経営をしていらっしゃるお客様が多数おります。今ある在庫を宝の山と捉え、データに基づく分析力を身につけていくことが非常に大切です。

レポート機能にご関心をお持ちの方は、こちら(https://full-kaiten.com/inquiry)までお問い合わせください。

FULL KAITENのブランドサイトはこちら(https://full-kaiten.com/)です。


【会社概要】
社名: フルカイテン株式会社
URL: https://full-kaiten.com
本社: 大阪市福島区福島1-4-4 セントラル70 2階
設立: 2012年5月7日
代表者: 代表取締役CEO 瀬川直寛

【本件の問い合わせ先】
フルカイテン株式会社
戦略広報 斉藤
電話: 06-6131-9388
Eメール: info@full-kaiten.com


お気軽にお問合せください

セミナー開催情報
代表取締役・瀬川が語る
アパレル業界の
縮小する国内市場で
勝ち抜く粗利経営