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情報システム部門がなくても、EC、店舗・複数の既存システムとのデータ連携を実現

株式会社レイ・カズン

レディースアパレル

小売
実店舗
EC

「Ray Cassin(レイカズン)」「DOUBLE NAME(ダブルネーム)」などのブランドで知られるレディースアパレル企業であるレイ・カズン様。
FULL KAITENと既存システムの連携をリードした経営企画チーム責任者中村様にお話を伺いました。

【目次】

  1. 在庫分析の業務負荷軽減を目的にFULL KAITENを導入
  2. 情報システム部門不在の中、フルカイテンと二人三脚でデータ連携を実現
  3. 今後データ連携を担当される方に向けてアドバイス
  4. 今後FULL KAITENに期待すること

1. 在庫分析の業務負荷軽減を目的にFULL KAITENを導入

――まず中村様の自己紹介をお願いいたします

3人の経営企画チームの責任者をやっております。

経営企画なので、いわゆる損益の分析や計画の策定が中心の業務になりますが、弊社は情報システム部門がなく、インフラ系のシステムエンジニアがいないため、FULL KAITEN等システムの導入や外部ベンターとの折衝なども担当しております。

――FULL KAITENのご導入検討にはどの時点から関わっていらっしゃいましたか?

導入初期から携わっていました。

――経営企画としてはFULL KAITENのどのような点にご期待いただいておりますでしょうか?

1つ目は自店舗内での在庫消化を促進する点です。

最近は物流コストの上昇もあり、小ロットでの店舗間移動はどうしても費用対効果が悪くなってしまいます。FULL KAITENによって在庫の質を可視化して、提案の組み合わせを考えする、もう少しプッシュしたら売れそうなどの示唆を得て、各店舗がどうすれば店間移動に頼らず在庫を売り切れるかを考えられるような環境を実現したいです。

2つ目は全社的な在庫消化を促進する点です。

FULL KAITENを使うと、マネージャーが自分の担当しているA店では売れているが、B店では売れない商品を可視化することができるようになる。そこでA店の店長にヒアリングしてB店でも売れるようにするためにするにはどうしたらいいかを考えるといったことができるのではないかと思っています。

――経営企画部に日々データ集計の依頼があるのでしょうか?

はい。経営陣や各事業部を中心に、店舗を統括する部門や現場のマネージャーから各種データ集計依頼がきます。EC系の一部を除いて、多くのデータは経営企画が取りまとめることが多いです。

店舗運営系でいえば、こういうセットがよく売れていましたっていうのを集計したり、セット率のランキングもエクセルで経営企画が力技で出していたりしました。あとは人事や経理のデータも経営企画でまとめています。

――様々なデータを取りまとめているのですね!今感じている課題などはありますか?

今の課題としてはエクセルでの集計や過去のデータを見て分析することで手一杯になっていることですね。

今後は集計、分析はFULL KAITENにお任せしてしまってデータから得られる示唆をもとに各部門に提言していくような活動にもっと取り組んでいきたいですね。

2. 情報システム部門不在の中、フルカイテンと二人三脚でデータ連携を実現

――システムエンジニアの方がいないと、データ連携プロジェクト開始前にご不安はございませんでしたか?

不安がゼロではなかったですが、これまでの経歴の中で業務管理システムの導入はしておりましたので、全く想像がつかないことはなかったです。

――データ連携プロジェクトの中で苦労した点を教えて下さい。

1番は商品コード、品番コードなどの体系化といったデータのクリーニングですね。
例えば弊社の場合、同じ商品なのに店舗とECに入れている商品コードの桁数が違ったり、それぞれのシステムに登録している商品名が異なったりしていました。

弊社ぐらいの規模感の会社ではレジェンドシステムの弊害といいますか部分最適でシステムを導入してしまっていることもあるので、各システムからデータを出力して、そこからエクセルでの加工が必要なケースもあります。

FULL KAITENでの導入に際しては必要なデータが今組んである商品マスターでは出せなかったので、基幹システムを作っている外部ベンダーに、必要な項目が出力できるようにしてくださいと依頼しました。

日頃からコミュニケーションを取っている担当の方だったので、10日程度で作成いただきましたが、そうでなければ要件定義等が必要になったりで1ヶ月程度の時間を要したかもしれません。

――そんな大変なご状況の中、弊社のご支援体制はいかがでしたでしょうか?

まず全体的に他のITベンダー企業に比べると説明は丁寧だったかなと思います。
またレスポンスも早く、こちらの都合でスケジュールが想定通りに進まなかった場合でも、その後の素早い対応でリカバリーしてくれたのは助かりました。

弊社のやりたいことやデータ構造を理解するために、たくさん質問を投げかけてくれたり、こういうデータが欲しいと要望を出したりしてくれたこともありがたかったです。もちろん負担になることもありましたが(笑)

データ連携のマニュアルはわかりやすかったです。わからないことがあっても、質問したらすぐにレスポンスもいただけました。
アップロードDirectoryとexeのファイル設定も容易でした。ただツール導入に慣れていないご担当者だと面食らうかもしれないです。exeの中身を書き換えるってなかなかやらないことだと思うので。

――実際のデータ連携開始前に不安に感じられたことはありますか?

日々のデータ連携をどうするかはすごく不安がありました。
やっぱり現場からするとタイムリーにデータを見て打ち手を判断したいのですが、直接API連携する手段がなかったので誰がやるの?と。

導入初期は私が手動で対応していました。
今はRPAを導入して、RPAの起動ボタンを押す以外の作業は自動で連携しています。

手動作業でも1日10分弱なので、1日で考えるとそこまで負担ではないのですが、毎日やるとしたら1週間(5日間)で50分つまり約1時間、1ヶ月で4時間、12ヶ月(1年)にすると48時間、1日8時間労働って考えるとちょうど6日分、1年でおおよそ1週間分の時間を取られていたことを考えるとRPAも導入してよかったと思いますね。

※FULL KAITENからRPAをご紹介することも可能です。

3. 今後データ連携を担当される方に向けてアドバイス

――これからデータ連携をご担当する方にアドバイスをいただけますでしょうか?

FULL KAITENに限らない話かもしれないですが、それぞれ指標の定義や用語の意味、計算の概念などをはっきりさせることが重要だと思います。特に新しく導入するシステムの用語やテクニカルタームはわかるまで聞いたほうがいいですね。経験上、わからないことを曖昧にしてしまうと最後の最後にデータテーブルやロジックの組み合わせに齟齬が生じてしまうと思います。

あとは、理想を言えばプロジェクトの体制としてデータ連携の実務を担う人とデータ連携の全体像、グランドデザインを考える人は別でもいいかなと思います。社内の個々のシステムやデータ抽出に詳しい方でも全体像を描くことが必ずしも得意ではないと思うので。

弊社ぐらいの規模感の企業様ですとインフラ系のエンジニアがいないこともあると思うので、例えば経理でVBAやマクロを使える方がデータ連携実務を担当するのも一案だと思います。とはいえ、これらの体制が構築できなくてもサポートがしっかりしているので導入は問題なくできると思いますよ。実際弊社は実質私一人で担当しました。

――貴社のデータはどのようにFULL KAITENと連携されているのでしょうか。

基幹システムとFULL KAITENをCSVで連携しています。基幹システムからデータを抽出して、 専用ディレクトリに抽出して、フルカイテンさんが提供している自動送信ツールでFULL KAITENにデータを送っています。

基幹システムはCreative Vision.NETを使っています。POSから店舗の売上データ、在庫データはロジザードのWMSから引っ張って基幹と連携しています。ECに関するデータはecbeingから基幹システムに連携しています。

4. 今後FULL KAITENに期待すること

――最後に今後FULL KAITENに期待することをお伺いできますでしょうか?

AIの計算スピードがもっと早くなると良いですね。
深夜に自動でデータが投入できて、朝出社するころには分析が終わっていれば最高だと思います。

あとはこれからもっとクライアントが増えてくれば、使える学習パターンも増えて分析の精度も向上して、弊社にとってもメリットがあると思うので期待しています。

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